World Scope

日々動いている世の中の出来事

修羅場

【不妊治療】妻「出して!出すだけじゃない!?」→ もう疲れた… 解放してくれ…

投稿日:2023年12月28日 更新日:

俺48。嫁45。
友人には孫が生まれたという話もチラホラ聞こえる年齢。

しかし俺はもう嫁と一緒に生きて行くのがしんどくなった。
離婚したいと申し出た今が修羅場。

結婚したのは20代半ば。仲間内の中では早い方だった。
が、子供が出来なかった。

嫁と一緒に検査を受けたら双方に少しずつ原因があった。
俺の方は精子が少なく、嫁は排卵障害と着床不全らしい。
が、治療すれば妊娠の可能性も十分あると言われ
子供欲しさに不妊治療を開始した。

だが結果が出ない。
俺が40歳になった時、精一杯やった、もう諦めようと言った。
だが嫁は諦められなかった。
自分(嫁)が40になるまでやらせてくれと。

だが40になっても諦められないようだった。
約束だ、これで終わりにしようと言ったがだめだった。

俺の精子を冷凍保存したいと言い出した。
そうすれば嫁が嫁のタイミングで勝手にやるからと言った。
その言い方に腹が立った。

生まれて初めて人に手をあげた。
初めて人を叩いた自分に動揺した。
嫁は泣きながら頼むからそうしてほしいと懇願し、
俺は叩いてしまった罪悪感から受け入れてしまった。

けど、妻にとって俺ってなんなんだ?という気持ちが
その頃から少しずつ膨れ上がってきた。

その凍結精子を使って、
それまで一度も着床しなかったのが嫁42歳の時まさかの妊娠。
すぐさま嫁は会社に辞表を出した。
そして大事に大事に過ごしていた。

だけどなんだろうなぁ・・・俺、喜べなかったんだよ。

もちろん無事出産できればとは思った。
それとは別に自分自身が本当に子供を望んでいるのかどうか分からなくなっていた。

もっと酷い言い方をすれば、嫁の妊娠への執着に引いてた。
仕事を辞めるのはいいが、全く相談が無かったことにも。

しかし残念ながらお腹の中で育たなかった。心音が聞こえなくなった。

さすがにもう諦めるだろうと思っていたが、嫁の心は真逆に走った。

「これで妊娠できることは分かった。絶対今度は上手くいく」

と。

残っていた凍結精子は2本。2回分。
その2回が失敗に終わった時、再び

「出してくれ」

と言われた。

俺は拒否した。

「簡単なことじゃない、出すだけじゃない」

と言われて、俺の中で何かが崩れた。

顔を合わせると

「お願いだから、迷惑はかけないから」

と言われる。家に帰るのが嫌になった。

俺の結婚生活ってなんだったんだろう。

このままいつまでも貯金もままならない経済状態で
老後を迎える不安も正直ある。
多分嫁にはあまり貯金もない。俺には親から相続した金が多少はある。
もうこれ以上は無理だ。
そう思って離婚を切り出した。

泣き叫び、手あたり次第に物を投げつけてきた。
割れて飛んできた茶碗の欠片で顎を切った。

血を見て驚いて静かになったが

「俺の気持ちは変わらん」

と言ったら、あれからずっと部屋に籠っている。何を考えてるのかわからん。

もう疲れた。解放してくれ。

 

「愛のコメント」

確かに今が修羅場なのですね。

-修羅場
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【衝撃】弁護士の彼『結婚しよう』私「義母と合わないから…」→すると妹「あんな高スペックの男もったいない」元カレ『結婚しよう』妹「はい」→結果・・・・・・・

<PR>WIN5的中への道標(みちしるべ)   フェイクありで書かせてもらう。 私の元婚約者と妹が結婚した。 元婚約者は弁護士で 実家も私から見ればそれなりのお金持ち。 ただ義母 …

小2の私に友人兄(高2)が「下着の中も触って良い?」 意味が分からずOKしてしまい・・・

小学2年生くらいの頃、A君と 学校の裏山に遊びに行くことになった。 A君の家にA君を迎えに行くと、A君のお母さんが 「子どもだけでは危ないから A兄と一緒に行きなさい」と、 A兄(高2)が私たちについ …

嫁が全財産を持って失踪した。去年手がかりを掴み、興信所を投入すると、凄まじい嫁の醜悪さが露呈した…

一応決着が付いた話でこれから新しい動きは無いです…。 結婚してから20年で、去年別れた嫁の話。 12年前嫁が財産全て持って失踪して去年発見、それまで生死不明だった。 同居中は、愛していると頻繁に口に出 …

【残酷】俺『隣の者です、荷物預かってます』男『はーい』ドアガチャ→フリン嫁『キャアアア!?』→全てが崩壊した結果…

<PR>画期的なWIN5の的中法が出た!   相手の男はまだ30前の若造で、 ワンルームの賃貸マンションに住んでいました。 私は隣の部屋の借り主と直接交渉して かなりの金額を提供 …

再婚した母は、私(13)が成長するにつれて嫉妬でおかしくなっていった。

ダラダラと地味に続いた修羅場。結局何も無かったけど、今でも夢に見てうなされる。 物心つく前に実父が事故で亡くなって、以降母と二人で生きてきた。 いくらかの保険金、両祖父母の手助け、行政の手当などでどう …

ブログ村PVランキング

読者登録

World Scope ~日々動いている世の中の出来事 ~ - にほんブログ村

人気記事

不定期ですが友達限定記事をお送りします。

友だち追加

error: Content is protected !!