「つわりだとか言って家事サボるんじゃないでしょうね」と言われて泣けてきた。
それを言っても「君を甘やかさないように愛の鞭なんだよ」としか言わない。
辛すぎるからと言っても「君は若すぎて物事の道理がわかって無いから僕ら家族も心を鬼にしてるんだよ」というばかりだった。
この頃には私の財産も全部「僕が管理してあげるからそろそろ名義を書き換えよう」と言われてた。
さすがにそれをしたら私の親が黙って無いからとしてなかったけど
「子供も出来たし大丈夫だよ」と言われた。
でも義弟の子じゃないかと言われてたりして不信感も出てきてた。
私がちゃんとした大人になるために心を鬼にしてると言われてたが、もう半人前でいいから優しかった親や兄姉の元に帰りたいと思うようになってた。
買い物でもなんでも義実家の誰かがついてきてて、独身時代の携帯も要らないよねととられてたので連絡手段が無かった。
それまでは連絡で気無くても、慣れない家事でいっぱいいっぱいで考えたことも無かったけど、無性にお母さんの声が聞きたくてしかたなくなった。
それを訴えても「甘えるんじゃない」と怒られ続けたので言えなかった。
産婦人科に検査に行く時、夫婦なんだからついてきてと元夫に行ったが、
「本当に僕の子って分かってからね。僕は恥をかきたくないし」と言われ、姑がついてきた。
診察で姑と離れた時お医者さんに「お姑さんがついてきてくれてるんですね」と言われた。
それで涙が出てきて「でもお母さんにあいたい。声だけでも聞きたい。でも外でお姑さんが見張ってるから・・・」と泣いた。
自分でも支離滅裂なことを言って泣いてたら、ついてた若い看護師さんが「主任さん呼んできます」と言って年配の看護師さんを連れてきた。
そこからはその看護師さんが対応してくれて、両親と兄姉と叔父と従兄が病院に来てくれた。
姑は舅と元夫を呼ぶまで私を連れて行くなと言ってたけど、私は兄の運転する車に乗せられて実家へ帰り、そのまま義実家へ帰ることなく離婚になった。
実家に帰ってしばらくは、意地が悪いのは姑で怖いのは舅だけど、元夫さんはフォローしてくれてたと親に訴えてたけど、
どう考えても変なのは元夫だろと姉に言われ、久々に会えた友人にも夫が変だと言われ、やっと離婚する気になった。
あと妊娠はしてなくて、生理が止まったのも食べられないくらい吐いたのもストレスと言われた。
体重が10キロ減り、爪がおかしい状態になってて栄養状態が悪いとも言われた。
義実家に居たのは1年弱。
中退すると言って出てきただけだったので親は休学手続きをしててくれて復学。
離婚が成立したのは義実家から逃げて1年後。
離婚成立する前に、財産名義の書き換えを約束してたんだから、それをしないと離婚に応じないと元夫が言ってたらしい。
それには応じず、DVで慰謝料請求して大幅減額と引き換えに離婚成立した。
かなり麻痺してたんだけど、背中に「ゾッとするほど無数の跡があった」と姉が言ってた。
今は結婚して小学生と中学生の子がいるけど、未だに母には
「甘やかし過ぎて騙されやすい子だから」と週2~3回自宅訪問と毎朝晩電話確認されてます。
夫に「親を安心させるのも親孝行なんだからそのくらい我慢したら」と言われてます。
昔はありきたりじゃない人、特別な人に憧れてたけど、離婚してからはごくごく普通の人が一番いいと思うようになった。
今の夫は、お酒も普通くらいタバコは4日で1箱、平均的なサラリーマンで義実家も絵に描いたように平均的。
波乱のある人生にはあこがれなくなりました。
「愛のコメント」
平凡だけど、普通が一番かもしれませんね。