その頃になると、平気でお泊りまでしていた。
明け方家に帰って、シャワーを浴びようとした。
旦那が首をつっていた。
救急車に連絡した。
リビングのテーブルの上に遺書があった。
ただ遺書とかかれているものと私宛の2通だった。
ただ遺書とかかれている方は、
もっともらしい理由が書かれていた。
私宛の方は、違った。
これは読みおえれば焼いて欲しい。
まず始めに、すまない事をした。俺は君の事が
本当に好きだった。好きでたまらなかった。
本当に愛していた。
俺は君と一生添え遂げようと決めていた。これを
書いている今でも君との結婚は後悔なんてしていない。
作ってくれた食事も本当に美味しいものだったし、
本当に楽しい時間を過ごせた。
ただ、君はそうじゃなかったらしい。俺のつまらない
我儘で君の大切な5年間を潰してしまって申し訳ない。
遺産の整理なども全て終わらせてある。
相思相愛の人とお付き合いして、残りの人生を楽しんで、
俺が奪ってしまった時間を取り戻して欲しい。
ごめんな。
と言った事が書いてあった。
ところどころに涙の後が残っていた。
元彼とは別れた。
本当に莫大な遺産だった。生命保険の加入日は、
結婚する数ヶ月前になっていた。
今では、ずっと旦那が首をつっていた場所に座っている。
本当に取り返しのつかない事をしてしまった。
「愛のコメント」
失ってから大切なものに気づきましたね。
出典:http://nihonjinnanmin.com/archives/68708748.html
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