「あの子達だけクーポンもらえて、アタシがもらえない理由を言え」
「不平等は許さない」
店中の客の注目を浴びながら、よくここまで図々しいこと言えるなと感心
「確かにクーポンあげましたけど、¥100程度の価値のクーポンですよ」
「それでもいいからよこせー」
「ついでにチーズバーガーくらいよこせ」
「うちの子はビッグマックしか食べない」
「慰謝料としてフルーリーも2人分買ってこい」
「(私が手に持ってた和幸のテイクアウトの)とんかつもよこせ」
そこで、見知らぬ女性がキチママに寄ってきた
「○○さん、みっともないからやめなさいよ」
「うるさいフジコフジコフジコ!」
「近所の人が見てるかもしれないでしょ?」
「うるさい!この女がフジコフジコフジコ!」
フジコってる間、横にいるキチママの子供が
近くを歩いている別の女性に連れられた女の子に手を振っているのに気付いた
キチママ、地元っていうか近所の人らしい
がっつり生活圏とわかったし、店内の注目の的になってるし
最低2人はキチママの知り合いがいるみたいなので、大きな声で提案してみた
「¥100のポテトも買えなくて困っていらっしゃるんですか?」
「うるさい!¥100払えフジコ!」
「こんなタカリみたいな古事記みたいな真似して恥ずかしくないんですか?」
「うるさいフジコ!」
「お嬢様の教育上、よくないですよ?」
「フジコフジコ!」
「そんなにお金に困っていらっしゃるなんて、可哀想?!!!」
「うるさいフジコ!」
「可哀想なあなたに、¥100恵んであげますわ!」
「早く財布出せフジコ!」
「みなさん、この方、貧しくてとってもお可哀想ですよねぇ??」
「フジコ!」
「では、貧しい方、恵んでやるので、拾いなさい!」
大きな声でそう言って、私は数メートル先に¥100を投げた
ボールを追う犬のような速さで¥100に向かって飛んでいったキチママ
¥100を拾い、お礼どころか、私に向かって何かをフジコって去って行った
店内の20人以上の客が見守る中で
地元のママ友達の間で、きっと噂になることを願います
キチを餌付けしたのと、お金を投げたことがDQN
スッキリはしないですが
¥100でキチママがこれから失う人間の尊厳を考え
¥100で嫌がらせできたと思えば個人的には腹は立たない
「愛のコメント」
それにしてもうるさいフジコさんですこと...
出典:http://syurabahazard.com/archives/1064671961.html