同じ学校に農家地帯から
通って来てる、めちゃくちゃ美人でスタイルも抜群な先輩が居た。
あんまりキレイ過ぎて、学内の男子は声を掛ける事すらためらう程。
しかし農家ってのは何処までも恐れを知らぬ様子で、当時17才だった先輩に、
干支が2回り違いで同じ41才長男との縁談を持って来た。
当時、母から聞いた私は何かのギャグかとすら思ったが、夏休み中に学校で
流行っていた昼ドラがいいとこの娘さんが石原義純?と
無理矢理結婚させられるというもので、それを思い出した皆が大騒ぎ。
先輩を守る会みたいのまで結成される始末。
けれど先輩はそれをあっさり解散させて、自力で縁談を流れさせた。
その方法は、当時160くらいで40キロだった体重を半年かけて倍にした事。
その上でこれ以上無いと言っていい程だらしのない女(先輩談)を、相手方宅で演じてきたらしい。
どんどん太って行く先輩の姿は、状況を知っていても凄かった。
破談が決まって数ヵ月後、先輩は卒業。以前から内密にお付き合いしていた方と上京。
私が会いに行った頃には既に元の先輩へと戻っていた。凄過ぎる。
今でも例の見合い相手は未婚で、家族で先輩の悪口を言い続けている。
先輩が結婚して男の子を産んだと伝え聞いても
「あんな下品でデブな女w」
と笑いの種にするばかり。
大抵の後輩・同級生は今の先輩を知っているので内心大爆笑w
太っていた頃の先輩は今にも裸足でビヨンセ踊り出しそうな姿だったので、
いいとものビヨンセも痩せたら先輩みたいになるんじゃないかと思う時がある。
「愛のコメント」
まさにグッジョブですね、その先輩。