勉強のことで衝撃だったのは大学生の頃。
俺は地元ではそこそこレベル(中の上)程度の私立大学だった。
近くに住む親戚のおばさんから
「中2の娘の勉強見てほしい」
って言われて、家に行ってみた。
2日後からテストが始まるんだけど成績が芳しくないとのこと。
特に数学が悪いらしいから、とりあえず即興で中2レベルの小テストをつくってやらせてみた。
全滅!全くわかってない。
方程式どころの話じゃない。九九ですら間違うところ多かった。
足す引くよりも先にかける割るを計算するってことも知らない、衝撃的な馬鹿さ加減だった。
こんなんで2日後のテストまでに一次方程式のグラフなんてできるわけない。
しょうがないからテストは置いといて基礎基本を教えた。
当然、目先のテストがいい点取れるわけない。
おばさんは周囲に
「〇〇大学(俺の大学)って言ってもたいしたことないのね~。やっぱり教えてもらうなら国公立大学の学生さんじゃないとね」
って、ぼやいてたらしい。
俺に面と向かって文句言ったわけではなくて、俺には
「ありがとう!お世話になりました」
なんて言っといて、他の人には俺の名前は出さずに大学名でけなしてた。
だから、いちいち反論や説明もできなかった。
どうも親も「勉強」というものがわかってないみたいで
コツさえ教わればすぐにでもできるとか、理解じゃなくて記憶するのが勉強とか
ちょっと勘違いしてるようなカンジだった。
だから娘もできない言い訳ばかり言う奴で、がんばってわからないところ
克服しようという気は見受けられなかった。
あそこまでホームラン級のお馬鹿見たのも衝撃だったけど
それを受け入れられない母親も衝撃だった。
ホントの心底バカってこうやってできるんだって思った。
「愛のコメント」
どこのも大学名だけでで判断する人間はいますね。