小学生の頃、喘息で毎年入院していた。
ある年、僕が退院する2日くらい前に隣のベッドにすごく太った男の人が入院してきた。
気さくな優しい人ですぐに仲良くなれたんだけど…
その夜、寝ていたら妙に眩しいうえにカチャカチャ騒がしい音がして目が覚めた。
隣のベッドを見てみたら、手 術 中 だ っ た。
(゚Д゚)ポカーン となってる俺に気付いた医者(手術着)が
「あ、ごめんねー目覚めちゃったねー」
て のんきに言ってたけど、両手はその太った人の丸いお腹の中へ消えていた。
すぐに看護婦らしき人がカーテンを閉めたんだけど
さっきの光景が理解できない&脳裏に焼き付いて離れない俺は長い時間放心状態だった。
朝になって 例の太った人が
「なんか夜起きちゃったらしいね ごめんねー」
と、アドバルーン(だっけ?ストローで膨らます接着剤みたいなやつ)を俺にくれた。
当時俺はそれが大好きで 院内でもそれで遊んでたからたぶん医者が用意したんだと思う。
ついでにもちろん
「この事は誰にも言わないでねー」
とも言われた。
翌日俺は退院したけど、結局親には話さなかった。
その後も度々この病院にはお世話になったけど、とくに変わった事はなかった。
ちなみに今でもその病院はある。
K川県K市、H病院での思い出。
カーテンぐらい閉めとけよ!
「愛のコメント」
ビックリの体験でしたね。