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修羅場

入院中、イケメン医師「彼氏と別れちゃえよ。俺の彼女になってよ」私「うん!」→ 医師「退院したら遊びに来てほしいところがあるんだ」私「…弁当屋?」

投稿日:2024年12月12日 更新日:

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他スレで正社員・派遣・契約社員等の話が出ていたので思い出して投下

当時28歳の私はバリバリの営業だった
成績優秀で私の売上でで会社を支えてるように錯覚してた

でも走り続けなくてはならない営業は正直きつくて
いつまで走り続けるんだろう
いっそ出来婚でもして潔く専業主婦になってしまおうかと考えてた

当時の彼氏は大企業で安定した人
でも仕事が忙しく、毎日深夜まで残業
会社近くの独身寮に住んでたので週末しか会えないけど
私が営業職で、週末も微妙に仕事が入ったりですれ違い気味
倦怠期で冷めかけてたこともあり
ちゃんと話をして別れるか、結婚するならそろそろ具体的な話をすべきだし
彼の態度次第では潔く結婚して楽になるのもいいかなと思ってた

そんな時に外回り中に交通事故に遭い入院
家からも会社からも彼氏の寮からも車で2時間くらいの病院に入院してしまった
母親すら免許がなくて滅多に来れなかった

悲しいことにほとんどお見舞いに来てくれなかった

そして後からわかった話が、彼氏の会社でトラブルがあって
入院していた3週間、彼氏は一度も来なかった

当時はまだ、携帯もi-modeが徐々に普及し始めた頃で
スマホやタブレットで時間を潰すこともできず
暇潰しは小説や雑誌を読むしかなかったけど、本当に暇だった
看護師さんは女性ばかりで看護婦さん
看護婦さんのボスは婦長さんと呼ばれていた時代だった

暇で彼氏も来なくてイライラしてた時、とある若いイケメン医師と親しくなった
屋上で喫煙してるうちに仲良くなり
(骨折で入院だったのでタバコは許可されてた)、
お互いに海外留学経験がちょっとあったり、
趣味が一緒だったりですぐに仲良くなった
彼氏はいるけどお見舞いに来ないと愚痴ったら、
「そんな彼氏、別れちゃえよ。俺の彼女になってよ」と

彼氏とラブラブだったら話は別だけど
彼氏との関係は若干冷め気味
結婚に焦り28歳の揺れに揺れてる女心にイケメン医師からの告白
断る理由はない

そのまま屋上でキス → ボイラー室でやることやったw

速攻で彼氏には別れたいとメールを送り
退院後に話し合おうと伝えたら、いっぱいメールが来た
「とにかくもう別れたい」
「一度もお見舞いに来てくれなかったくせに」
「新しい彼氏ができたからごめん」
と突っぱねた

彼からは「わかった、幸せになって」とシンプルなメールが来た
しかし打算的な私の脳内はバラ色
長年付き合った彼氏との別れなのに、センチメンタルとは程遠い状況

来年の今頃、私はきっと医者夫人w
早婚家系で28歳で行き遅れ扱いされてたから親戚一同を見返してやろうとか
入院中なのにガンガン電話してくる上司に退職宣言して会社をパニックにしたり
車の買い替えでトヨタのヴィッツを購入予定だったけど、
もうすぐベンツかBMになるかもwと皮算用してヴィッツはキャンセルしたり
医者夫人になるんだから、しまむらで買った安い服は全部捨てちゃおーとか
お花畑が見事に満開だった

そして私の退院の日の朝、屋上で待ち合わせ
イケメン医師はお祝いの花束を抱えて現れた

「ここで話すもの最後だね」なんて話していると
「退院したら遊びに来てほしいところがあるんだ」と

彼は眼下の町並みを指差し
「あそこ、あの交差点の角の本屋の隣に弁当屋があるでしょ?」
「○っかほか亭?」
「そうそう、僕週に2日はあそこでバイトしてるんだw」
「( ゚д゚)ポカーン …」
「オーナーに内緒で好きなお弁当あげるから遊びに来てよ」
「( ゚д゚)ポカーン …  医者じゃないの?」
「ドクターじゃないよ(`・ω・´)」
「え?だって白衣着てるじゃん!看護婦さん的な仕事?」
「違うよ、僕は検温だけのバイトw」
「(゚Д゚)ハァ?」

冗談かと思って問い詰めたけど、彼は本当にバイトだった
勝手に内科医だと思い込んでいたけど
確かに彼には検温しかされてない

白衣着て毎日患者さんのベッドを回って検温
首に掛けてる聴診器は、先生が「とりあえず掛けとけ」だって
検温のバイトと弁当屋のバイトを掛け持ちする33歳のただのフリーターだった

フリーターを医者と見間違い
大企業のエンジニアの彼氏を振ってフリーになり
後日退職宣言を撤回する為に嫌いな上司に頭を下げたw

みなさんも白衣には気をつけてw

 

「愛のコメント」

医者との思い込みだったんですね。

-修羅場
-

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